矯正治療 Q&A
Q.1 矯正治療はいつ始めるのがいいの?
A 歯並びや咬み合わせが気になる年齢や、定期的な通院が可能な時期は、人によってそれぞれ違うため、「矯正治療を考えてみようと思った時」というのが一つの回答です。
一方で、矯正歯科治療をするのに適した時期はあり、以下の3つが考えらえれます。
1つは、小学校2年生から5年生くらいの「混合歯列期」です。個人差はありますが、上下前歯4本の永久歯と6歳臼歯が生え、上下乳歯が6本ずつ残って安定している期間です。小児矯正(一期治療)の計画が立てやすく、治療に効果的な時期です。
2つ目は、「永久歯列が完成」した中学生後半以降から成人になるくらいの期間です。最終的な歯並びがほぼ完成しているため、成人矯正(二期治療)の治療計画が立てやすく、治療のゴールが明確になります。永久歯での咬み合わせが完成してから、できるだけ早く治療することで、不正咬合に伴う永久歯や歯肉へのダメージを予防できます。
3つ目は、社会的に矯正治療の通院がしやすい期間です。色々な理由で上述の期間に矯正歯科の受診ができなかったり、成人してから歯並びや咬み合わせが気になり出すことも多々あります。そこで、大学に入学した、仕事が落ち着いた、子供に手がかからなくなった、あるいは定年退職して時間ができたなど、人によってタイミングは様々ですが、定期的な通院が可能になった時は、矯正治療を考えるタイミングと言えます。
Q.2 矯正治療にかかる期間はどのくらい?
A 歯科矯正治療を開始する年齢や症状によっても変わりますが、概ね以下のような期間がかかります。
○小児矯正(一期治療)・・・上下顎の永久歯(12歳臼歯、親知らずを除く)が、概ね咬み合うまで行います。小学校3、4年生から始めて3年程度の予測ですが、永久歯への交換や成長の早さによって変わってきます。ただし、小児矯正のみでの改善が難しい場合、永久歯での成人矯正が必要となります。
○成人矯正(二期治療)・・・歯を抜かずに全体の咬み合わせを整えるような簡単な治療では1~2年、歯を抜いて治療する比較的難しい症状で2~3年かかります。
○外科矯正・・・外科手術を伴う成人矯正で、手術の期間を含めて2~3年程度かかります。手術時期の調整のため、治療全体の期間が半年程度長くなる場合もあります。